介護の仕上げはストレッチャーの見送り

11月18日の深夜、0時42分の電話で施設に駆け付けた時、出迎えてくれたのは、施設の生活相談員のSさんだった。 さっそく母と対面、涙は出なかった。やっと終わった。長かった。やっと楽にしてやれた。そんな思いだった。 Sさんは、看取りの医師を呼んでくれた。 医師から死亡診断書を受け取ってから、Sさんは母のからだをきれいにし…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ママを殺した

女優の藤真利子さんの著書「ママを殺した」の広告が新聞に載っていた。 こんな文章だった。 「最愛のママが、亡くなった。 亡くなったと言うよりは、死んでしまった。 死んでしまったと言うより、死なせてしまった。 いや、死なせてしまったと言うよりは……… 私が殺した。」 私の場合、これほどの自責の気持ちはないけれど、分からなくはな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

その時は突然に

11月17日、その日は朝からいろいろあって、早めに床に就く。 夜中に枕元に置いてあった携帯が鳴る。 日付が変わった午前0時42分、介護施設のケアマネさんからの電話。 母の様態が急変したという。 隣で寝ているカミさんを叩き起こし、急ぎ着替えて駐車場へ走る。 施設の玄関でケアマネさんが出迎えてくれた。 間に合わな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

いつまで点滴

点滴はいつまでもできるものではないらしい。 点滴といっても、塩化ナトリウムなどの電解質の他はブドウ糖が少し入っているだけ、500ミリリットルで総エネルギー量86キロカロリー、基礎代謝量の1/10にも満たない。口から栄養が入っていないのだから、組織は次第に衰えていく。 血管も固く脆くなっていくらしい。そのうち針が入らなくなるそ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

看取りのはじまり

母は今、介護施設の個室で、穏やかな顔をして静かに眠っています。 母の介護が必要になって11年、施設に入所して、そろそろ8年が経とうとしています。 日々弱っていく母を見ながらの11年でした。 今、母はこの1ケ月くらい、口からものを食べていません。 眠ってばかりで、食べようとせず、無理に口に食べ物を押し込んでも呑み込めな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

家族会がありました

今日、母が入居している施設で、家族会がありました。 家族会は、年に2回行われます。 施設長、ケアマネさん、ユニットリーダー、看護師さん、そして栄養士さんが出席して、日ごろの介護の状況、これからの計画などが報告され、家族からは、質問、要望、不満などが出されます。 いつも出てくるのは、もっと介護の職員を増やせないのかということ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

敬老の日に

9月の敬老の日 いつものように施設へ行く。 母の部屋の棚の上に色紙が置いてあった。 誰が書いてくれたのか分からないけれど、このような色紙を作ってくれる人は、キット、心の優しい人なんだろうなと思う。 このような人に囲まれて母は幸せです。
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

I病院の食堂でラーメンを食す

3年前の腹部エコー検査で、左の腎臓に結石が発見された。 定期的にエコーで検査して経過観察していたが、少々大きくなってきたので、近くの医大系のI病院で検査を受けた。 父が生前循環器内科の診察に通っていた病院である。 昔は母が付き添って通っていたが、母が介護が必要になってから、私が3か月に一度月曜日に休暇を取って、父を連れてい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

2013年、新しい年の始まりに

今日は元旦。2013年の始まり。 例年のように施設へ母を迎えに行く。10時半に介護タクシーが来る。 今日は、残念なことに居眠りの日。 ベッドで大きな口を開けて寝ていた。 無理やり起こして、着替えをさせ、車いすに乗せて玄関へ行くと、丁度介護タクシーが迎えに来ていた。   そして、久しぶりの我が家へ。 カミさんと長…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

終の棲家へ

 11月の半ばに「地域密着型小規模多機能介護施設」でロングステイを開始して、1.5ケ月ほど経った12月の末、以前から空き待ちでで申し込んでいた隣の老人ホームから電話があった。  年明けから入所できるという。急に一人、別の老人ホームへ移ることになったという。 「ラッキー!!」と思った。  年が明けて1月の6日、母は車椅子に乗…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ヘルパーセンターへ挨拶に行く

母を介護施設に入れるに当たって、やらなければいけないことがあった。 今まで、お世話になったヘルパーさんやヘルパーさんを派遣してくれているAヘルパーセンターへ仁義を切ることである。 月曜日から土曜日まで、午後毎日来てくれているヘルパーのKさんは、施設に入居させるつもりであることを話すと、「それがいいよ。家族で介護していくのは無…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

垂乳根の母の吸い殻

家で介護していた時のことである。 母は車椅子に座ってうつらうつらしていた。 私は横でテレビを見ていた。 母が、目を覚まし、上目遣いに私を見ている。 何か言いたそうに。 私 「おしっこかい?」 母、頷く。 車椅子でトイレに連れて行く。 便器の前の手すりにつかまらせて、ズボンを脱がせ、おむつを外し、便器に…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ここは姨捨山だね

母を最初に入所させた施設は「地域密着型小規模多機能介護施設」というところ。 開所したばかりの新しい施設です。 以前、犬の散歩の時に、建設中のところを偶然に見つけ、完成してから窓から中を覗いて、介護施設らしいと分りました。 そして、今回の老人ホーム探しで、最初に訪問したところでした。 そこは、登録すれば、訪問介護とデイ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

特養という所

母を施設に入れるに当たって、特養、すなわち特別養護老人ホームも検討しました。 車で10分くらいのところに昔からある特養があります。 HPを見ると数百人が待機しているとか。 ダメもとで見学に行きました。 突然の訪問にも拘わらず応対に出た施設長はいやな顔一つせず館内を案内してくれ説明してくれました。 階によって、認知症…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

老人ホーム選び

父が亡くなった翌日、まだ葬式も済まぬうちから老人ホーム巡りが始まった。 しばらくは、自分たちで面倒を見るにしても1年はもたないと思った。 まずは、ペットの散歩の時に見つけた老人ホーム。 そして、以前母が骨折して入院したときに、近い将来必要になると思って調べておいた老人ホームを見て回った。 3年前、母が骨折して5ヶ月入…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

父の死、その後(2)

父が亡くなって母の介護が大変なことになりました。 一人で置いておけないのです。 今までは、父(要介護2)と母(要介護3)の二人分の介護保険が使えました。 しかし、これからは一人分しか使えません。 ケアマネさんと相談し、ヘルパーさんに有料を含めて、午前2時間、午後2時間来てもらい、デイサービスに1日行かせてもらうことにしま…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

父の死、その後(1)

今でも夜中に、救急車のサイレンの音で目が覚めることがあります。 以前は、「もしかして」と思うと目が冴えて朝まで眠れないことがありました。 父が亡くなった今、その心配が無くなりました。 夏は、熱中症を心配し、冬は風邪をひいて肺炎になるのではと心配しました。 毎日、ヘルパーさんが来る時間になって、何も連絡がないと、取り敢えず元気…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

父の介護が終わりました

父の介護が終わりました。 昨年の10月17日突然に。 その日は土曜日でしたが、なぜか私は休暇を取っていました。 9時半頃、母から電話、父がお腹が痛いと言って苦しんでいるという。 カミさんと急いで駆けつけ救急車を呼ぶ。父は居間の床の上に横になって、もだえ苦しんでいた。 救急車が来たのが10時頃、近くの総合病院へ搬入。検査の結果は…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

私、癌・・・です・・か?

市内の胃腸科では有名な某医大系の病院へ行った。 理由は省略するが、お腹のエコー検査をしてもらうためである。 そこで、思いがけないことに膵臓に”腫瘤”があるという。 8mmだそうだ。 「この大きさではなかなか見つからないんですよ。ラッキーですねー。」と医者は喜んでいる。 この病院では二例目だそうだ。普通は10mm以上にな…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

父母を料亭に連れて行く

姉の長男が40歳を過ぎて、店を新しくした。 富士吉田で父親の後を継いで割烹を経営している。 義兄がどうしてもジジババが生きているうちに新しい店を見せたい、孫の作った料理を食べさせたいと言うので、 店の定休日に私が休暇を取ってカミさんと車で連れて行った。 休日は店が混むのとトイレが近い母を乗せて休日に混んだ高速道を走るのは…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more